漢検3級 | ||
岳 ガク たけ 嶽 旧字体 |
![]() 甲骨文 ![]() 説文 古文 |
常用漢字表では「嶽」を「いわゆる康煕字典体」(旧字体)として掲げるが、康煕字典は「岳」の字体も掲げ、集韻の「嶽古作岳」(嶽は古くは岳と書いた)の記事を引用する。また、説文解字は「嶽」を正字とし「岳」に似た字を古文とする。
岳について、字統は象形、漢字源は会意とする。甲骨文は山の上に羊を加えており、字統によると、岳は、牧羊人の聖地であったといわれるのちの嵩嶽(すうがく、洛陽の東にある山。嵩山とも)にあたるという。 嶽は山+獄(ゴク)の形声字。 ・旧字体は山部14画、新字体は5画。 |